DonoCronicle

DIE WAHRHEIT IST IRGENDWO DA DRAUẞEN

ネジを知らない

自転車のペダルを構成しているプレートが外れた。

両端がネジ1つずつで留められているもので、そのひとつのネジが抜け落ちてしまった。もう片方のネジは残っていたので、そのプレートは落ちずにすんだ。ただ、足の裏から力がうまく伝わらず、思った以上に漕ぐのが大変。

さて、ネジを買わなくては、と思って、残ったもう片方のネジを外して確認してみる。ああ、ネジだね、とは思うものの、いくら眺めていても、どんな規格のネジなのかさっぱり見当が付けられない。普段からネジの種類に気を配って生きているわけではないから、当然といえば当然の結果だ。規格名やサイズも書いてない。ネットで買えないかと思って探してみるけど、ネジのことを知らないから、どのように選んだらよいのかやっぱり解らない。

結局は、ネジを持ってホームセンタに行き、現物と合わせながら探すことにした。さいわい、ほぼ同じようなサイズのものを見つけられた。この買い方が最適解かと思うものの、ネジというものはどの程度共通の規格で作られているのか解らないので、別のネジが同じように失われてしまったときに、同じやり方でホームセンタでネジを見つけられるのかどうか、よく解らない。一個しかないネジだったら、現物合わせもできなくなってしまうから、もっと難儀しそうである。

外国製の自転車だったので、規格が違うんじゃないかとどきどきしていたが、大丈夫だったので、思った以上に国際的に規格が統一されているのかもしれない。同じ径で違うピッチのものがあったりしたら、もう、ほんとうにどうしたら良いのか途方に暮れてしまいそう。