職場オフィスの電灯のスイッチは、壁の一角にたくさん並んでいるんだけど、電灯が今どちらの状態かを示すため、赤か緑の小さなランプが点灯するようになっている。これが、自分の直感的判断と逆の点灯の仕方をしていて、まぎらわしい。
電灯が点いているときは赤のランプで、消えているときは緑ランプになっている。
これが逆なんだよなあ。
多分テレビなんかの影響がいちばん大きいと思うんだけど、テレビの小さなランプなら、消えているときが赤で、点いているときが緑だ。
ぼくのこれまでの人生で培われてきた常識ではこのタイプが主流なので、急に逆にされると、まぎらわしくてしかたない。もう、点いているときがグリーン、消えているときがレッド、とすでに刷り込まれているのだ。
オフィス電灯側の意図としては、電気を消費している状態は安全かどうかでいうと安全な状態ではないので、電灯が点いているとレッド、消えているほうが安全側なのでグリーン、ということなんだと思う。……だとは思うんだけど、それはそれで正論なのかもしれないけれど、いきなり違うことを始められると、頭はそれほど自由に切り替わらない。今でも、まだまだ迷ってしまう。直感的に操作できないのだ。
正常に動作しているときはグリーンのランプが点いている、というデバイスも身の回りにたくさんあるので、やっぱり点いているときはグリーンのほうが圧倒的に判りやすい気がする。
これからはどちらが主流になってくるのだろうか。迷い続ける人生になるのだろうか。