DonoCronicle

DIE WAHRHEIT IST IRGENDWO DA DRAUẞEN

代車でGO!

先日、車検があって、クルマを預けて代車で帰ってきた。

その代車は新車だったのだが、最近のクルマは色々なセンサが付いてて、新鮮だった。

センタラインに寄りすぎると、ステアリングがぶるぶるっと震えて知らせてくれる。信号などで停車していて、前の車が発進したのに発進しないでいると、ピーッと注意してくれる。これがあるということは、障害物に近づいたら自動ブレーキングする機能もあるに違いない(試さなかったけど)。また、当然のように、エンジンはアイドリングストップだし、バックモニタもある。おまけに、外に出てドアをロックするとサイドミラーが自動で折り畳まれて、反対にロックを開けるとミラーも開く。

自分のクルマは、新車で買ってもう丸13年になる古いもので、カーナビすら付けていないシンプルな装備のマニュアル車である。上記のセンサや装置はどれも付いていない。

だから、代車はなかなか新鮮で楽しかった。ちょっとした「メカ」に乗ってる感があった。

でも、毎日乗っててこれは、ちょっと鬱陶しいかな、という気もしないでもない。すぐに慣れてしまいそうな気もするけど。アイドリングストップだけは、慣れる気がしないというか、ちょっと気持ち的に落ち着かない機能ではある。

ちなみに、車検では特にこれといった不具合もなかった。今のクルマを買うときに、本当に維持が大変な状態になるまで乗り尽くそう、と思って買ったので、まだ当分は現役続行だ。あえてミッションをマニュアルに選択したので、ディーラからも「マニュアル車は売れないので長く乗ることをお薦めします」と言われた。まあ、それは別としても、愛着持って長く乗りたいし、長く乗ってると愛着もどんどん増していく。大事に長く乗るのがいちばんのエコである、とも思う。

震災の津波でほとんどの所有物がなくなってしまったが、震災を生き延びた数少ないアイテムのひとつでもある。