DonoCronicle

DIE WAHRHEIT IST IRGENDWO DA DRAUẞEN

モルダー&スカリー

だいぶ満を持して、『The X-Files』2016を観た。

以前はずいぶん嵌まって観ていたX-ファイルだけど、いろいろと忘れてしまっていることが多いのを実感。2016年の復活版は、6話だけのミニシリーズ。最終話の終わり方が「???」だったので、ウィキペディアを見てみたら、今回のは正式にシーズン10であり、すでに続編となるシーズン11が撮影されているらしい! 最近、いろいろと復活ものが多いなあ。

しかし、メインストリームとなる政府の陰謀・宇宙人もの(ミソロジー系)より、独立した短編エピソードのほうがだんぜん面白いのは、あいかわらずのX-ファイルらしさである。でも、政府の陰謀がないと全体が締まらないから、必要悪みたいなものである。

自分が暗い部屋や地下みたいなところに懐中電灯で光を当てながら入っていくとき、いつも「X-ファイルっぽいな」という気分になっていたんだけど、この要素は今回も充分に発揮されていて、しかもモルダーとスカリーもメタ的にそんなセリフを言っていたので、ああやっぱりそういうものだったんだ、となんだか変なところで納得してしまった。

海外ドラマではよく見るこの手のシーズンの終わらせ方のことを「クリフハンガー」と呼ぶのは、ウィキペディアを見て初めて知った。