DonoCronicle

DIE WAHRHEIT IST IRGENDWO DA DRAUẞEN

「土管」と馴染みが深いのはドラえもん

土管、といって思い浮かぶのは、ドラえもんで空き地に3本積んであるあれ。ジャイアンのリサイタル会場のステージになったりする。ほとんどのひとが、あれを想像するんじゃないだろうか?

ほかには、マリオでワープしたりフラワーが生えてたりする緑色のあれもそうだろうか。それ以外のものは、ちょっと想像がつかない。

土管というのは、名前からいくと、土でできているはずで、つまり焼きもの、セラミックスだ。でも、ドラえもんの空き地にあった土管はグレーで、見るからにコンクリート製っぽい。色だけからいうと、古代の瓦とか須恵器と同じ製法のセラミックスである可能性もなきにしもあらずだが、だとしたら非常に貴重な文化財で、空き地に放置されないだろう。

Wikipedia先生によると、コンクリート製のものはヒューム菅といって、土管とは区別されるらしい。

しかし、だいたいの日本人が「土管」と聞いて思い浮かべるのは、きっとドラえもんのコンクリート製のものだ。あれがぼくらの思う「土管」だ。実物はとっくに土管ではなくなっているのに、土管という古い用語がアップデートされずにそのまま残っている。もしかして、ドラえもんのせい(おかげ)だろうか?

 

ちなみに、最近だと、ジャンプ+で連載中の『猫田びより』でドラえもんタイプの土管が活躍しているのをよく見る。