DonoCronicle

DIE WAHRHEIT IST IRGENDWO DA DRAUẞEN

春の空気

震災から7年が過ぎた。黙って手を合わせるのみ。

今週はだいぶ暖かくなって、一気に春らしくなってきた。空気が変わった感じがある。この場合の空気は、「周りの空気を読む」の空気じゃなくて、大気の底のほうにあるリアルな空気。何をもって空気が変わったと判断しているのか、考えてみると、温度と匂いだろうか。大気中の微粒子とかも知らずに察知してるかもしれない。湿度(あるいは空気中の水蒸気の量)とかも影響あるかも。単純に温度というだけでなく、風の冷たさとか、陽射しの加減とかの差もあるかもしれない。匂いは、何が原因なのかはよく解らないが、植物や土から立ちのぼるものだろうか。

まあ、分解していくと、何が大きな原因なのかよく解らなくなるが、そういうものを全部ひっくるめて、「春っぽい空気になったな」と感じるのだから、鋭敏といえば鋭敏だし、いい加減といえばいい加減だ。だいたい、人間のセンサはいつもそんな感じだ。