DonoCronicle

DIE WAHRHEIT IST IRGENDWO DA DRAUẞEN

年の瀬

というわけで、もう年の瀬である。

10月、11月も更新を飛ばしてしまった。とくにこれといった大きな原因があったわけではなく、ひと言で云うと、単に面倒くさかっただけだ。なかなかパソコンのディスプレイとキーボードに向かう気になれず、ついポケットからiPhoneを取り出してリクライニングチェアで眺めるだけになってしまう、おつかれさまの毎日である。疲れるのは生きている証だから、まあ、そんなに悪くはないと云える。

それでは、皆さま良いお年を、というところで終わろうとしたが、何気なく冒頭で使った「年の瀬」の「瀬」が気になった。なんで「瀬」なんだろう。「瀬」には終わりのほうという意味があるのだろうか、と思ったが、調べてみてもそんな意味は辞書には載ってない。ざっとネットを調べてみると、どうも、師走の慌ただしさ、せわしなさ、あっという間に過ぎていく時間というようなシチュエーションを表現するのに、川の早い流れを意味する「瀬」を取り合わせてみた、という感じで使われたのが定着して、年末の時期を表す表現になったようだ。これは知らないと解らんタイプだ。「瀬」はあくまで「瀬」でしかなかったのに、なんとなく暮れや終わりを示すものだと思わされていたようだ。いつからそうだと思っていた?

それでは、皆さま良いお年を。