DonoCronicle

DIE WAHRHEIT IST IRGENDWO DA DRAUẞEN

Mojave

もじゃべ、と読みたくなってしまうが、スペイン語的に「j」の音は濁らず、モハヴェだ。ウィキペディア(日本語版)的には、モハーヴェ、だそうだ。動画でWWDC2018のときの発音を聞いてみると、モハーヴェではちょっとハーを伸ばしすぎな気がする。やっぱりモハヴェかな。モハヴィと発音している動画もあった。アメリカ人でも発音が違うというところはおもしろい。Appleのサイトでは日本語表記は出ていないみたいだ。まだ日本語表記はばらばらのようだが、そのうち収斂していくのだろうか。モハヴェ。

突然思い出したように虚空に向かって呟く

お、また、だいぶ放置してしまった。まあ、だいたい、そんなものである。

iPhone SE のサイズの後継機が出ないかなと思っていたけど、そうはならなかったみたいだ。残念。大きい画面に対するニーズが強すぎるんだろう。小さいサイズのiPhoneが欲しいと思っているぼくでも、ちょっと広いモニタサイズに慣れてしまっている今、SEを見ると「画面ちっちゃ!」と反射的に思ってしまうから、これは仕方ない現象ではある。それでも、ちっちゃめiPhoneが欲しい人もそれなりにいるとは思うけど。やっぱりメインストリームからは外れるんだろうなあ。

洒落で、iPhone Classic とか言って iPhone 4s あたりを最新スペックで復刻してくれたら、ぜひ買いたい。

立秋と煙草

暦のうえではもう秋とのこと。それを知ってか知らずか、昨日から寒いくらいに気温が下がっている。秋になったから、ではなく、一時的なものと思われるが、この先はどうだろうか。台風も近づいている。

あたま悪いなあ、と思うことはたまによくあるが(誇張表現)、自分に対して思うときと他者の所行に対してのときとがあって、これは後者の話。

公共施設をはじめとして屋内禁煙という建物がほとんどになってきた。敷地内禁煙もかなり増えてきたが、そこまで行かないところは多い。そういう場所はたいてい外に喫煙スペースがあるが、出入口や通路のすぐそばに喫煙スペースがあったりする。建物に出入りする人は必ず煙草の臭いを嗅ぐことになるくらいの、せっかく分煙しているのに、そこに置いたら意味ないじゃんというところにしれっと灰皿が置かれていたりするのだ。喫煙者の便を(たぶん無意識的に)考えてそうなるのだろうが、それではそもそも外に出した意味がない。身近なところでこのケースが意外とよくあって、これはさすがに、あたま悪いなあ、と思わざるを得ない。

アナゴとハモ

まえのエントリから1か月が過ぎた。何かと忙しかったのだろう、と思う。

さて、気を取り直して、無理に取り直す必要もないが、今日も虚空に向かって呟くのみである。

ハモという魚がいる。ウナギ目ハモ科ハモ属の一種。漢字なら「鱧」。京都などのハモ料理が有名らしい。たいていの日本人はどんな魚か想像できると思う。ウナギみたいなやつだ。

東北地方では、ハモはまず捕れない。暖かい海に棲むらしい。どの辺りが北限なのか知らないが、関東でもメジャーではないようだ。しかし、東北に住んでいると、「ハモ」という魚はよく聞くのである。僕の住んでいるあたりでもよく「ハモ」を釣っていたりするし、料理屋さんで「ハモ」が出てきたりもする。

東北地方でいう「ハモ」とは、マアナゴのことを指している。ウナギ目アナゴ科アナゴ属の一種。漢字なら「真穴子」。ハモとは、科レベルで違う。哺乳類にむりやり当て嵌めてみると、イヌとネコくらい違う。キツネとタヌキよりも遠い関係だ。ライオンとトラとヒョウなんて、属レベルまで同じなので、ハモとマアナゴに比べたら兄弟みたいなものだ。

東北地方では、どうしてマアナゴのことを「ハモ」と呼ぶようになったのかは寡聞にして知らないが、このあたりで「ハモ」といったら、まず間違いなく、種としてはマアナゴと分類される魚のことを指している。

これを心得ている少々意地の悪い人が、料理屋で「ハモ」と言って出されたものを、「これはアナゴですよね?」と敢えて何度か聞き返してみても、「いいえ、ハモです」と返されるのであきれた、と語っていたが、それは少々、心得違いだと思う。

小さいときから、周囲の大人はマアナゴのことを「ハモ」と呼び、「ハモ」というのはこの魚だ、そう思って育って生きてきているのだから、このあたりではマアナゴではなく「ハモ」が一般的な呼び名なのだ。学校の理科でも生物でも、ウナギ目の分類の話なんかまず教えてくれない。しかも、料理屋では、学術的な種名の話なんかしていない。このあたりで「ハモ」と呼んでいる魚を、間違いなくそれが「ハモ」と思って料理しているのだから、出された料理も「ハモ」である。そういう歴史・文化なのだからしょうがない。誰が悪いわけでもないし、嘘を吐いているわけでもないし、ましてや騙そうとしているわけでもない。

魚介類の名前は、とくに方言が多様で、ちょっと場所が変わるとすぐ呼び名が変わったりするので、注意が必要だ。同じ日本語だからといって、必ずしも同じものを指しているとは限らないのである。

 

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ちなみにこれは、宮城県の松島のあたりで食べた「穴子天重」。ちゃんと穴子と表記されていた。東北地方だからといって、必ずしもマアナゴのことを「ハモ」と呼ぶとは限らないことも、付け加えておかねばならない。

ちなみに僕はハモを食べたことが(たぶん)ないので、じつはこれがアナゴではなくハモだったとしても、ぜんぜん判らない。

アメフト? アメフット?

アメリカンフットボールの略称は、「アメフト」しかないとずっと思っていたけど、「アメフット」と呼ぶこともあるようだ。最近ニュースで話題になるまで、目にしたことがなかった。

新聞系のニュースサイトでよく使われているようだ。新聞独自ルールではアメフットと決めているところが多いのだろうか。地域(東西)によっても、使われ方は違うようで、マックとマクドみたいなものかな。

テレビの報道をほとんど見ていないので、「アメフット」をどういうふうに発音するのか解らない。下手すると、「雨が降ると・・」という意味の言葉に聞こえそうな気がしないでもないが、気のせいかもしれない。

個人的には、アメフトのほうが略称としてはこなれている(発音しやすい)感じがするが、アメフットにはアメフットなりのこだわりがあるのだろうから、どちらが良いというものではないのうだろうと思う。ただ、両者が混じっていると、その表記の揺らぎがどうしても気になってしまうのだった。

 

しかし、アメフトに限らず、一部の強豪と呼ばれるような(あるいはそれを目指した)運動部においては、メンバーを大切に育て上げるという感覚はなくて、厳しいメニューを課して生き残ったメンバーだけをピックアップして強いチームとして組み上げる、弱くなったものは惜しまれもせず淘汰される、というやり方がこれまでずっとおこなわれていて、つまり、個人への配慮はなく、あくまでチームの勝利こそが目的という軍隊式で弱肉強食に則った方法が普通におこなわれてきた。そういうパラダイムのなかで、それをあたりまえとして、さらに先鋭化させることによって強さを保持してきたものたちが、それが通じない別の新しいパラダイムの前に曝されたときに、新しいより公平なパラダイムに則って裁かれるというよりも、もともとのパラダイムが持っていた原則によって淘汰され表舞台から去らざるを得ない状況に追い込まれる(つまり弱肉強食の生存競争に負ける)というのは、なんというか、皮肉だね。でも、これまでそうしてずっとやってきたのだから、潔くその世界から去るのが筋だろうと思う。

うむ、ちょっと何を言っているのか解らない文章になってしまったが、まあ、これはこれで、メモとして残しておこう。

ソリティア

初夏らしい、暑い日が続いている。でも、湿度があまり高くなく、風はむしろ冷たいくらいに涼しいので、総合すると、とても快適。活動するのに何かとちょうど良い天気と言えよう。

しかし、家に帰ってくると、つい眠ってしまって、個人活動は低調気味。ほんのちょっとのつもりで横になってしまうと、もうだめだ。ビールなんか飲むと一発だ。飲まなきゃいいのに・・・。

 

みんなといっしょに何かの活動をする、というのものに、それほど楽しみは見出せない。ひとりで自分のやりたいことを自分のペースでやりたい。働いていない時間は、できるだけそういうひとりの活動に時間を使いたい。でも、地域のコミュニティ活動などを見ていると、「ひとりで遊んでないでみんなと一緒に活動しよう」が基本スタンスに(意図しないにせよ)なっているところが多いようだ。各人に多様性があって、それぞれの趣味があって、時間の使い方もさまざまだ。そんな多様性を認めることから始まらないといけないと思う。そのうえで、防災や生活環境の維持管理のことなどを考えるとコミュニティのまとまりが必要な面があるから、ちょっとずつだけ時間を割いてほしい、というあたりが、コミュニティ活動の真っ当なスタンスじゃないかと思う。みんなと活動するのが好きな人は、大いに参加して活動してもらって構わないのだけど。コミュニティ活動に関わることが多いからこそ、かえって思うことである。

森博嗣さんブログ(5/11)に触発された「ぼやき」でした。

 

写真は、のんた君と初号機。とくに意味なし。

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