DonoCronicle

DIE WAHRHEIT IST IRGENDWO DA DRAUẞEN

Yの喜劇

昨日の続きみたいな話になる。あまり望んではいなかったのだが、YahooのID(メールアドレス)を作らなければいけなくなった。厳密に言えば、自分が望んだからということにはなるのだが、とあるサービスを受けるためにはYahooのIDが必要になったのだ。

すると今度はTポイントカードと連携、という話になる。ケータイがソフトバンクなので、そこも連携だ。次には、期間限定のTポイントをもらえるということになる。この期間限定のTポイントは普通の店舗では使えなくて、ウェブ上のYahooショッピングみたいなところで使えとなる。それなりのポイントがもらえているので、使わないのはもったいなく、Yahooショッピングで買いものをする。こうしてどんどん手の内に嵌まって、囲い込まれていくのだ。

普段使っているメインのメールアドレスは別にあるのだが、どうせだからとYahoo・Tポイントがらみの登録には、YahooのID・メールアドレスを使うことにした。他の用事には使っていないので、もうYahoo専用のアドレスだ。向こうもYahooのIDを使わせようとしてくるので、まあ、ご希望に添うかたちになっているといえるだろう。そして、Yahooがらみのサービスを使っていると、登録した覚えのないYahoo関係の種々雑多なメールが、しょっちゅうそのアドレスに届くようになる。おなじみのパターンである。でもまあ、普段使いのメインのアドレスは煩わされていないので、安泰だ。自分のメインからはちょっと切り離されている。YahooからのメールがYahooのアドレスに届いているわけで、なんだか知らないけど、そっちはそっちで勝手にやってくれという感じだ。

ぼくは、ときどきそのアカウントをそっと開いて、必要なお知らせ以外のYahoo関係からのメールは、すべて迷惑メールに分類している。実際、必要のない迷惑なメールなのだから、迷惑メールにカテゴライズするのは妥当な行為だ。それでも、Yahoo関係からのメールは、次々となにくわぬ顔をして届く。迷惑メールフィルタが有効に機能していないことは明白である。それでもぼくは、ときどきYahooのアカウントにログインしては、片っ端から迷惑メールボタンを押している。

これが、イタチごっこ、という遊びだろうか。